小風 秀雅 先生 (20170424送信UP)
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中国発の一次史料について
『検閲された手紙が語る満洲国の実態』で検索すると、
先生が指導教員として署名されている、
以下のようなPDFファイルが出てまいります。
中国東北地方所在の「満洲国」および満鉄関係一次史料調査
市川 淳子 国際日本学専攻
期間 2008年11月17日~11月22日
場所 中国 吉林省長春市
私が検索で使った書名『検閲された手紙~』は、
中国所在の、既知の、一次史料の紹介書として引用されているようです。
しかし私はここで、中国発の一次史料の危険性について、
この本に基づいて、「厳重警戒を」と、言わねばならないと思います。
『検閲された手紙が語る満洲国の実態』2006年、
が新史料として使っている『検閲月報』について、
その真贋を問うメールを、昨日、
第2章執筆の加藤聖文先生に問い合わせました。
まだお返事はいただいていませんが、皆様にも、
目を通して頂きたいのです。
以下は、私個人サイトにUPされている、「加藤先生あてのメール」です。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/170423katoukiyohumi.html
当該書籍の「裏表紙とその見返しの写真」を根拠に書いています。
ご一読いただければ大変ありがたいです。
また、同様検索で、同書籍の活字部分の「手書き実物」とおぼしき文献、
が、韓国メディアに掲載されているのが、わかりました。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/16988.html
これも土中にあったとすれば、月報と同様な疑問がわきます。
それ以外に、何か特殊な様式の文字である、とも言えます。
神戸連続児童殺傷事件の、酒鬼薔薇聖斗の文字みたいで、
私はこのような特殊文字は、見たことがありません。
文字鑑定の専門家なら、何かわかるかもしれません。
少なくとも、このような特殊な様式が生まれた時期、
というのがあるかもしれない、と、思います。
*****
私がこれまで、この個人サイトで問題にしてきた中国関連の資料・書籍は、
1、1983年に元陸軍将校団体『偕行社』の呼びかけで集まった元兵士日記
(以下は南京事件関連の情報資料が出てきた時間的経過をレジュメ化したページ)
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/hata.nannkinnjikenn.tyuukousinnsyo.9.html
2、それらを元にして編集された、偕行社刊『南京戦史資料集』1989年、
3、富田武『シベリア抑留 - スターリン独裁下「収容所群島」の実像』 (中公新書)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/170226siberiayokuryuu.matigai.html
実名入りで疑問を呈してきた研究者達は、
秦郁彦氏・藤原彰氏・渡辺春己弁護士・吉見義明氏、です。
しかし、過去2年間だけでも、2千か所にメール送信をしてきて、
今なお、反論ゼロです。
近現代を扱った書籍、資料に関しては、
「史料批判」の基本手続きを踏んでいるかどうかを、
関係者各方面に確認して、ご自分でも確認してから、
利用していただきたいです。
「史料批判」の基本手続きというのは、以下の私のサイトページにあります。
(目下、歴史学の本全体から、消えているように見えたので、
私がレジュメ化しました。)
警察捜査に通じるものがあるので見てみて下さい。
「歴史と証明」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tokyuu.rekisitosyoumei.html
「史料批判」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.siryouhihann.html
(渡辺春己弁護士が吉見義明氏との鼎談で使っているのと、
同じ本、今井登志喜『歴史学研究法』をベースにしています。全文私UP済
『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』教育資料出版社1997・p190)
送信済みリスト(2016年6月以降・内容付き・過去2年間で2千か所越え)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.syoukaisousinn.html
久武喜久代 61歳 神奈川在 suisyou2006@nifty.com
*個人サイト「地球と社会の研究所」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/index.html
「歴史と証明」「史料批判」の、一般知識化を目的として作りました。
*送信済みリスト(2016年6月以降・内容付き・過去2年間で2千か所越え)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.syoukaisousinn.html