20170815放送のNHKの番組。
「戦慄の記録インパール」感想(20170817UP)
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やっぱり、本部で見つかったという、
齋藤博圀少尉の日記が怪しく見えた。
本部で書いた部分はともかく、生存の危ぶまれる撤退中に、
敗残状況を書いた部分が、とても信じられないと思った。
きっちり細かく書いてある。
光源は何だったのか、書くための姿勢を保つ場所があったのか。
また、筆記具が鉛筆には見えなくて、ペンででもあろうか、という感じだし。
書く意思を維持するだけの、体力や精神力、書く場所、道具が、
TVの説明するような撤退状況の中で、あったのかしらん。
制作者も不思議に思いそうなのに、
そういう、普通にわいてくる疑問には、テレビは一切答えない。
例のニセ日記では、と思っている所へ、
書いた本人らしき人物が登場したので、びっくりした。
その人が、自分が確かに書いたと言わんばかりにコメントする。
それが、日記がどこで書かれ、どこでどのように発見されたか、
こんな日記を戦場で書くなんて、そんな馬鹿な、
と思っている私の精神を、ストップさせる。
しかし、制作者がニセ情報とわかっていて、やらせで流している可能性だって、
あるではないか、と、なおも疑り深く考えているのである。