菅直人 先生 フォーム (20170817送信UP)
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検索で、NHK「731部隊の真実」に関するブログ記事を見つけました。
NHKの番組は、印象操作著しいと思いました。
満洲農村部は、給水事情も衛生事情も非常に悪く、
極寒の地でもありました。日本人には厳しい所です。
小説家・宮尾登美子氏が、昭和20年3月に満洲に渡っています。
夫の仕事である、開拓民のための学校開設に、同行したのです。
その水のない有様は、日本人には想像を絶します。
衛生事情も非常に悪いものでした。
日本人が満洲経営を考えたら、これらの対策に、知恵を絞るのは当然です。
満洲で給水・防疫を担当していた部隊は、ここだけだったようです。
生体実験や細菌戦の研究は大変そうです。
では、給水・衛生・極寒等の対策研究は、していなかった、
という方向で、説明できるのでしょうか。
また、裁判国・ソ連理解のためには、スターリン大粛清や、
日本人のシベリア抑留も、説明するべきです。
「大粛清」では、1937・8年に、68万人が死刑判決を受けました。
またシベリア抑留では、最低でも4万人(名前判明)という、
膨大な死者が出ました。
ソ連では「殺すのも簡単、ねつ造するのも簡単」です。
「被告たちには、ソ連による強制や脅迫はなかった」と言えるでしょうか。
「待遇改善や罪の軽減との引き換えという取引」はなかった、と言えるでしょうか。
人は、強制や脅迫があれば、それに屈服して、嘘をつく可能性があります。
また、自分や自分の集団の利害のために、嘘をつく可能性があります。
NHKは、背景を含めて、論理的に説明するべきです。