アーク出版 メールフォーム  (20171205送信)

                    送信済みリストに戻る



諏訪正頼『いまこそ読み解く太平洋戦争史』P32に、「南京事件」が出てきます。
これについては訂正が必要だと思います。

私は2010年に、秦郁彦『南京事件』中公新書p131の南京事件元兵士日記が、
ニセモノであることに気が付きました。

私は大学時代に江戸期古文書の勉強をしていました。しかし、
現代から見たら奇妙な江戸文字から、現代表記になる、その過程を説明した本がない、
と思って、少し調べていたところだったのです。

南京事件元兵士日記というのは、1983年の元陸軍将校の団体「偕行社」の呼びかけ
で出てきたものが多数です。偕行社は靖国神社敷地内にあります。

偕行社は、出てきた多数の日記を『南京戦史』として刊行しました。
そして研究者たちは、これを根本史料として珍重しました。
秦著『南京事件』の元兵士日記も、この偕行社『南京戦史』に収められているものです。

「南京事件・情報の発生とその後の経過」(私サイトページ)
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/hata.nannkinnjikenn.tyuukousinnsyo.9.html

一つニセモノが混じっているなら、他にもあるのではないかと疑われます。
左派研究者は、出てくる資料を、ニセモノではないかと、
疑ったことはありませんでした。

しかし、日本には、ニセ情報工作に従事している専門家・工作員が多数いるようです。
また中国の正規資料館が提示する史料も、一目でわかるニセモノのようです。

この3年で国内外4千ヵ所以上
に送信してきましたが、今なお反論ゼロです。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/171026yu-rasiaguru-pu.html

私のサイトには送信済みリストもあります。
諏訪正頼氏にも連絡していただけるとありがたいです。

inserted by FC2 system