大月書店、他     (20171220送信UP)

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    「慰安婦問題トップ研究者が、証拠の検討法を隠した。」

突然失礼いたします。

2017/12/15 『「慰安婦」問題と未来への責任』大月書店
下記:試し読みの部分を読みました。
https://yondemill.jp/contents/33045?view=1


私は上記の本の趣旨に反対です。
中国関連のニセ情報工作ということで、4千か所以上に送信しました。

私のホームページには3ヵ所、送信済みリストがあります。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/index.html

誰も反論できません。

(1)、慰安婦問題トップ研究者である吉見義明氏は、
史料の真贋の見分け方、虚偽の表れ方について書いてある、
80年前の歴史研究の本(今井著)の内容を隠した一人です。

*『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』 教育資料出版社1997・p190

  (今井登志喜『歴史学研究法』東大出版にある史料の信頼性を検討する項目の、
   「虚偽の例」6項目を省略、全体として、「真贋検討法」を省略) 

   *今井『歴史学研究法』東大出版1935年より「史料批判」
   http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.siryouhihann.html
  (このページの証言内容検討項目に、錯誤と虚偽の例があります)

そして吉見氏が発見した資料の現物の真贋については、
氏は、全く検討した気配もないままです。

そしてまた、疑う人もいませんでした。


(2)、また吉見氏は、
自分が証拠採用した南京事件がらみの日本人医師の日記を、
古本屋で手に入れたと言います。

医療に携わる裕福な日本人医師が、古ぼけた南京事件時の日記を、
古本屋に売りに行く、
という説明が、そもそも疑わしい話です。

  *『現代歴史学と南京事件』柏書房p194

ともあれ吉見氏が、正体不明の南京事件時の日記を証拠採用したことで、
中国関連のニセ文書群との関係が濃厚になりました。


(3)、南京事件は、第二次世界大戦中の中国のニセ情報工作です。
他の連合国・諜報機関も便乗して、世界的なニセ情報工作となりました。

靖国神社敷地内にある、元陸軍将校団体・偕行社の呼びかけ(1983年)
で集まった、関係者の告白日記の類は、ニセモノです。

偕行社を乗っ取った元陸軍将校関係の人々は、
これらを本物だと言いました。おかげで皆が信じました。

後続の現代史研究者たちは、偕行社刊『南京戦史資料集』を珍重しました。
現代史研究者たちは、これを活字で読みました。
が、現物の真贋を確認しませんでした。

しかし現物はニセモノです。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.sennkasyo.html

 左派研究者たちは、南京事件史料の現物が、ニセモノではないかと、
 疑ったことはありませんでした。

 全く疑問に思ったことがない、という状況が、不自然です。
 古い歴史学では、「真贋の検討」は必須でした。


その他、例えばNNNドキュメント’15 シリーズ戦後70年」
『南京事件兵士たちの遺言』
   この清水氏の番組は、ユーチューブに上がっています。

最初に出てくる日記ですが、筆記具がペンらしく見えます。

戦闘参加者による「ペン書き」については、
ペン書きが、南京事件当時の証言史料として出始めた最初の頃から、
これはあり得ない、と、問題になっていました。

清水氏は、それもご存知なかったのか、番組では疑問点の指摘をせず、
日記をしげしげと、詳細に映し出しています。しかし、

 *「文藝春秋」昭和62(1987)年5月号より
吉川正司(元都城歩兵第23連隊・中隊長)の「ペン書き」についての意見

 「戦争をしている兵隊が毎日毎日、日記がつけられると思いますか!

 それに鉛筆書きならいざしらず、インクとは恐れいった。
  当時は、ペン書きするには、
 インク瓶からスポイトでインクを補充せねばならない時代だが、
 戦場へインク瓶を携行するなど考えられない。」


それに、江戸時代からの文献を見てきた私としては、
「日本人」は書かなかった、と思う書き方があるのです。

小野賢二・藤原彰・本多勝一『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち』大月書店
という本がありますが、これにも一部写真があります。
しかし、かなりの日記に共通して、その変な部分があるのです。

一橋大学社会学部長・歴史学研究会委員長・偕行社メンバーの専門家、
中国戦線を戦い抜いた藤原彰氏等が、

「本物だ」と太鼓判を押した手書き日記類は、
偕行社『南京戦史資料集』も含めて、大量にあるようです。

しかし真贋の検討をしていない、これら中国関連資料を使った研究は、
全部無意味です。

*****
敗戦時は、戦勝国が何でもやりたい放題でした。
罪をでっちあげ、戦犯として処刑するなんてことは、簡単だった。

暴力でもって、権威者を狙って、
ニセ情報工作の工作員に仕立てれば、それは相当な威力を発揮するでしょう。

これは、連合国国家群の、かつては世界大戦用プロジェクトだったものを基盤にした、
中国共産党の国家プロジェクトだと思います。

*****
現在の中国共産党は、良いことをする集団でしょうか?
中国は簡単に人を殺し、罪をねつ造する。人権無視の国です。

池上彰『そうだったのか!中国』によれば、  
 中国共産党は、1950年の建国時に、70万人もの人を公開で処刑した。

    *(明治以降の日本では、権力者が、非武装の同国人を、
      人前で処刑したりしたことはない。)

 毛沢東の大躍進政策の時には、4千万人という膨大な餓死者を出した。
 上層部のデタラメ政策に皆が追従したため、辛うじて生きていた人々が、
  大量に餓死した。

 1966年から1976年までの文化大革命の時には、大混乱の中で、
 50万人が犠牲になった。

 1989年の天安門事件では、人民解放軍が、
  一般市民を1000人以上殺害した。

     *(日本は戦中戦後の飢餓を克服し、安定した平和な国を作った)  

中国には思想犯・政治犯に対する強制収容所・強制労働がある。(ウィキ)
情報統制・言論弾圧の国である。
    *(誰が本当のことを言うだろうか。)

急速に軍備を拡大させ、南シナ海など、他国の領土を脅かす。
他国に工作員を大量に送り込む。あらゆる種類のニセモノをたくさん作る。

*****
4千か所に問い合わせて反論がないのでは、
南京事件や慰安婦問題そのものが、怪しいと思われるのです。

『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』p190で慰安婦問題を語る中で、
今井登志喜『歴史学研究法』の「虚偽の例6項目」の部分
を省略した行為は、

吉見氏が、慰安婦の証言を、実は嘘だと思っていた、
のではないかと、思わせます。
(ここは単純化してあります。対談相手の渡辺弁護士は確実)


情報操作は他にもあるのです。

(1)「満洲憲兵隊」が検閲した手紙の「月報」について、
   中国側は、それらは土の中に8年埋められていた、と説明する。
   しかし、土が沁み込んだ様子はない。
     (『検閲された手紙が語る満洲国の実態』小学館2006 )

   これは、ニセ文書とするには恐ろしいほどの、数量2万点。

中国の正規資料館職員の方が、著者と一緒に、史料現物と共に、
裏表紙の写真に納まっています。問い合わせましたが反論がありません。


(2)去年12月出版の『シベリア抑留』の本に、
あり得ない説明が挿入されていた。

富田武『シベリア抑留 - スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』
(中公新書)
を読んでいたら、あり得ない間違いが、p128にありました。

収容所で発行された「日本新聞」が読まれるようになった
経緯についての説明で、

  「多くの初等教育の機会にさえ恵まれなかった農村出身兵士
    にとっては、
   識字教育の場であり、学びの機会でもあった。」

 しかし、1936(昭和11)年の陸軍統計では、徴兵検査を受けた者
(「合格者」ではない)の内、
小学校中退・不就学者は、合わせて2.8%です。

つまり、「97.2%が初等教育を完了」しています。
(吉田裕『日本の軍隊』岩波新書p165)

吉田裕氏は、有名な「南京事件あった派」学者です。
研究の基本に、「虐殺を行った日本軍の源流を求める」
という動機を持つ方です。

しかしその方ですら、日本軍の学力については、根拠があるので、
このように述べるしかないのです。

富田先生が間違うはずはないので、先生ご自身が事実を歪曲したか、
誰か別人が、手を加えたか、です。

しかし先生は、こんな明白な事実を、歪曲する気にはなれないでしょう。
海外勢の工作員ではないかと思います。

上記、大量のニセ情報工作が発生しています。

そんなことはない、という情報があるようでしたら、
私にご一報いただければ大変ありがたいです。


久武喜久代  61歳 神奈川在  suisyou2006@nifty.com

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