東京都教育委員会 御中 (20180521送信)

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2018年5月13日放送の日テレ・NNNドキュメント南京事件Ⅱ冒頭に、東京都教育委員会所
蔵の写真が出てきます。
(ユーチューブ石井のぶUP映像)
その「市ヶ谷台資料」の写真が、余りにも生々しくて驚きました。
50年たっても、燃え殻が盛り上がっている、なんてことがあるでしょうか。

戦史資料室の「市ヶ谷台資料」PDFを見ると「防空壕跡らしき地下2メートルの所で発掘
」と言います。
しかし写真は屋外のようで、発掘のイメージにも合いません。

これは確かに東京都教育委員会の所蔵写真でしょうか。都は、私のような疑問を抱かな
いのでしょうか。

番組制作者の清水潔氏は、2015年の南京事件の番組で受賞された方です。
今回の番組が審査対象になるなら、その前に疑問をはっきりさせておきたい、と思うの
です。

久武喜久代  62歳  suisyou2006@nifty.com


以下は参考のために:

元兵士日記について。

(1)元兵士日記に「拾二月」とあるが、日本人は日用文で、日付にこんな字は、使わ
ない。
実例があったら示してほしい。
私は古文書解読文を15冊ほど持っているし、幕末から昭和にかけての手書き手紙も17
0点余りをサイトUP
しているが、日付にこれはない。

(2)それに、これらの日記がどのようにして日本国内に持ち込まれたか、
について、その足跡をたどるべきだ。
なぜ戦後になるまで日本人は南京事件を知らなかったのか、それは検閲が厳重だったか
らだ、
と、幾人もの研究者が言っている。
その厳重な検閲をかいくぐるのは、さぞスリルがあったことと思われるが、
その裏技について、誰も証言していない。

そして日記が証言するような内容の事件が起きている南京で、
どうやってそれだけの文を書くか、を、考える必要もある。
机の上か。昼間の明るい時間に書くのか。
夜なら、戦闘があった時期に、明かりをともしても大丈夫とばかりに、即座に明かりが
確保できたか。

そして、日記を書くのを、見とがめる人はいなかったのか。
日記を書いた人は、検閲なんか、全く心配しないで書いたようだが、
そんな態度で、軍の仕事ができたのだろうか。

背嚢に入れて持って帰れたのか。上陸の際に見とがめられなかったのか。
戦時中に郵送したにしても、どうやって検閲をかいくぐったのか。

(3)そして、ペン書きはおかしい。 戦闘参加者による「ペン書き」については、
ペン書きが南京事件当時の証言史料として出始めた最初の頃から、
これはあり得ない、と、問題になっていた。

清水氏は、それもご存知なかったのか、番組では疑問点の指摘をせず、日記をしげし
げと、詳細に映し出す。
しかし、*「文藝春秋」昭和62(1987)年5月号より、吉川正司(元都城歩兵第23連隊
・中隊長)の
「ペン書き」についての意見

 「戦争をしている兵隊が毎日毎日、日記がつけられると思いますか!
 それに鉛筆書きならいざしらず、インクとは恐れいった。
  当時は、ペン書きするには、インク瓶からスポイトでインクを補充せねばならない
時代だが、
戦場へインク瓶を携行するなど考えられない。」


(私の仮説)第二次世界大戦中、元々は中国発だった対日ニセ情報工作に、連合国国家
群が便乗した。
日本軍の残虐行為がねつ造され、連合国で喧伝され、それを利用して、
アメリカの対日残虐行為(つまり日本全土の一般人標的の無差別爆撃、原爆投下)が正
当化された。

敗戦時は、戦勝国が何でもやりたい放題だった。
罪をでっちあげ、戦犯として処刑するなんてことは、簡単だった。

ねつ造した罪の軽減、待遇改善、解放、これらとの交換条件として、
暴力を背景に、多くのニセ情報工作の工作員を仕立てた。

こうして多くの軍関係者や政治家が、ニセ歴史容認・宣伝担当者となった。
映像に出てくる元兵士たちも、そういう人たちかも知れない。

その後もニセ情報工作員養成は続いた。 日本にはスパイが何万といる、
という話を聞いたことがあるが、きっとそうなんだろう。

***こういう流れで考えると、都や戦史資料室に工作員がいてもおかしくないので、
心配しているのです。

南京事件について言うならば、中国で証言をする人々について、
「中国という国が、真実を証言できる国かどうか」を考える必要がある。

中国は簡単に人を殺し、罪をねつ造する、人権無視の国だ。
池上彰『そうだったのか!中国』によれば、 中国共産党は、1950年の建国時に、70万
人もの人を公開で処刑。

 *(明治以降の日本では、権力者が、非武装の同国人を、人前で処刑したりしたこ
とはない。)

毛沢東の大躍進政策の時には、4千万人という膨大な餓死者を出した。
1966年から1976年までの文化大革命の時には、大混乱の中で、50万人が犠牲になった。
1989年の天安門事件では、人民解放軍が、 一般市民を1000人以上殺害した。

 *(日本は戦中戦後の飢餓を克服し、安定した平和な国を作った)

中国には思想犯・政治犯に対する強制収容所・強制労働がある(Wiki)。 情報統制・
言論弾圧の国である。

*(誰が本当のことを言うだろうか。。。)

こういう中国の政治環境は、「人は正直に話をすることが出来ない」ということを証明
するだけである。
「贋作を強制されたら、やるしかない国である」ということを証明するだけである。

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