関西共同行動  御中  (20180522送信)

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  南京事件元兵士日記贋作の根拠


南京事件を調べていて、こちらの関西共同行動ニュース No46
『虐殺の地南京から平和発信の地南京へ!新しい記念館(平和の船)の出航!』
 山内小夜子(大谷派僧侶)のページがヒットしました。

私は、以下の内容をホームページにUPしている者です。

(1) 「証拠が本物かどうかを検討する方法」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.siryouhihann.html
 (慰安婦問題専門家によって、歴史学から消されていた「贋作の見分け方」)
   
(2)「幕末から昭和10年までの、170人以上の著名日本人の手書き手紙画像」
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/1894nennikouniumaretahitonomoji.html
 (江戸期から昭和10年までの、筆記文字の変遷。未研究分野の端緒)
  人物名に画像がリンクしています。


現在、日本では、たくさんの中国のニセ情報工作が見つかっています。
秦郁彦『南京事件』中公新書に出てくる1点もそうです。

日本の元陸軍将校の団体「偕行社」のメンバーが解読し、
文献を本物として編集した『南京戦史資料集』という本があります。

これは研究者たちが、「信頼できる最も重要な資料」の一つに数えていたものです。

この資料集に「井家又一」という人の虐殺証言日記があり、
その手書き写真版が、秦郁彦『南京事件ー虐殺の構造』中公新書p131 に載っています。

現物写真版「井家又一日記」
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/syasinnbanniiemataitinikki.html
しかし、南京事件当時の日本人は、このような古い文字は使いませんでした。

冒頭文中の「志満っ多(しまった)」はありえません。  
 漢字の意味は「志(こころざし)満つること多し」です。  
 虐殺証言なのに、文字が「めでたい」と微笑みかけているようです。

 長い戦闘を経てきたあげく、335名の射殺と書きながら、  
筆勢に乱れのない達筆です。

文体は日用の口語文です。
口語文で変体仮名を多用することは〈ない〉のです。
戦前は「いる」は使わない。「ゐる」です。

この日記は偽作です。、その多すぎる問題点からすると、
  草書変体仮名解読者が、握りつぶしたとしか考えられません。
         (上記サイトページに私の論文リンク)

  これほどの疑惑文書を握りつぶしたならば、
  他の文書の些細な疑問点を咎めるはずもなく、

したがって、関連文書のすべてを疑うべきである、というのが私の意見です。 

 秦郁彦氏は、この日記を、元兵士から直接手渡されたと言います。(上掲書p281)
  氏については、ここが非常におかしい点です。


現在、他にも、たくさんの中国のニセ情報工作が見つかっています。
その実例を以下に5件。

(1)南京事件証言日記の贋作例。(上記)
(2)実証手続き隠蔽。
(3)満洲検閲月報の贋作例。
(4)農村出身の日本兵は文盲だったというデタラメ記述。
(5)去年、高須クリニック院長がオークションで3000万円で競り落とした
   『昭和天皇独白録』の原本は贋作

これらニセ情報工作には、わかっているだけでも、トップ研究者5人、

左派は「藤原彰」、右派は「伊藤隆」、慰安婦問題の「吉見義明」、
元官僚で言論人の「秦郁彦」、弁護士の「渡辺春己」、が関わっています。

私は、これらの内容で5千か所に送信してきました。誰も反論しません。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180426yamadaakira.html

731部隊や富田メモに関しても、
専門家集団に問い合わせていますが、反論はありません。

大量に送信されたら困るだろうに、それをしないのは、反論できない、
ということだろう、と思います。

送信済みリスト
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180101sousinnzumirisuto.html

なお、本業は方法論です。「物質世界と人間」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180101sousinnzumirisuto.html


南京事件はあったのだ、というご主張ですが、
私の意見も、検討してみていただけないでしょうか。

ご意見をいただければ、大変有難いです。


久武喜久代  62歳  神奈川在  suisyou2006@nifty.com









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