池上彰のニュースの疑問MF  (20180706送信)

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図書館で借りた清水潔『「南京事件」を調査せよ』文春2016単行本を使っていたけれど、
やむなく文庫本を買うことに。そして解説者が池上彰氏と知った。


清水潔『「南京事件」を調査せよ』文春文庫2017を見て、
池上彰氏の解説を読んで、椅子から転げ落ちそうになりました。

【1】5月13日NNNドキュメント『南京事件2』 「最初の5分」

今年放送『南京事件2』の「最初の5分」を、よく見て下さい。(YouTubeに映像あり)

「終戦直後に焼かれた軍資料」が「発掘された」そうです。

   しかし『致命的な失敗』 を映し出しています。

50年前の燃え残りが発掘されたにしては、余りにも生々しく、
映像説明の真偽を確かめようと、都庁教育庁に問い合わせました。

すると、以下のような返信メールを頂きました。
(サイトUPは担当者に確認済みです。)

「東京都教育庁からの返信」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180521toukyoutokyouikuiinnkai.html

これと、「市ヶ谷台資料」で検索できる防衛省防衛研究所のPDF、
を照合すると、「最初の5分」の映像は、

以下のように疑問だらけになってしまいます。(詳細はリンク先)
1、防空壕跡らしき所から発掘?
2、地表面を徐々に掘削している途中?
3、市ヶ谷駐屯地内?
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180628saisyono5hun.html

つまり私は、「最初の5分」に出てくる発掘現場の写真というのは、
実は、別の場所で、1996年に燃やされたものではないか、と思うのです。

これは、結局のところ、東京都埋蔵文化財センターと防衛省戦史資料室
の両方に、スパイがいる、ということになるのではないかと思います。

『「南京事件」を調査せよ』文藝春秋2016の清水氏の意見は、
そのまま、今回の映像にも出ております。

それを池上氏が推奨しているので、本の記事に沿って、
私の疑問を述べます。

【2】 日記のペン書き(p89)について。(頁数は2016年単行本のもの)

私はつけペンでペン習字をやった世代です。万年筆には高級感がありました。

万年筆は、机に向かって、姿勢を正して、
読み手を思い浮かべながら、丁寧に書くための道具、でした。

30キロ近い荷物を背負って行軍したり、戦闘したり、しながら、
机があったか、灯りがあったか、それも怪しい状況で、
毎日ペンで、自分用の日記を書いた、というのは不自然です。

遊就館や記念館にある手紙や遺書がペン書きだったからと言って、
毎日ペンで日記を書くのが普通、と思うのは、非常におかしいと思います。


【3】日付の大字について

それに私は、大学時代に勉強した大量の江戸期古文書のコピー、
15冊以上の江戸期古文書解読本、昭和10年刊『手紙講座8巻』を持っており、

『手紙講座 8巻』(幕末から昭和10年まで170点余画像)は、サイトUPしています。
(中略)
しかし日本人が日用文の日付に大字(拾二月の拾など)を使った例は、
見たことがありません。(大字の解説はwikiを見てください)

ところが、南京事件関連文書には、頻出する傾向があります。
(中略)この顕著な傾向は、疑うに足る、と思います。


【4】5件のニセ情報工作例、5人の日本人工作員実名

私は2010年に南京事件に関わり始めました。
上記以外のことについては、
6月1日に、朝日・読売・毎日・産経新聞社、
また富田メモを追加して日経に、送信したメールもあります。

5件のニセ情報工作例、5人の日本人工作員実名が出てきます。(中略)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180601kaku.sinnbunnsya.html

(左派は藤原彰、右派の「つくる会」元重鎮「伊藤隆」氏、秦郁彦氏、
不分明ながら、富田メモについては東大・御厨氏の言動も出てきます。

 慰安婦問題専門家の吉見義明氏については、
 『現代歴史学と南京事件』柏書房2006、p194で、無検証で、
 南京事件関連の資料を出してきていて、中国との関係も指摘できます)

(中略)
戦闘詳報などの公文書は、 (中略)
(末尾を含む全文は以下ページ)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180705banku-ba-sinpou.html

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