木村美幸 様 (20190318送信)
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日本史研究会・近現代史部会4月11日に報告をされるとのこと。
報告に関係がなければ良いと思うのですが、念のためにご連絡
いたします。
参考文献の加藤陽子氏の著書と、戦史叢書についてです。
加藤陽子氏は、師とは見解が違うのではいかと思われるものの、
師事された「伊藤隆」氏の資料をそのまま使っておられることは
間違いありません。
しかし「伊藤隆」氏は、ほぼ間違いなく、『昭和天皇独白録』
贋作流布の責任者の一人です。
また防衛庁防衛研修所戦史室にも、
1996年市ヶ谷台資料の贋作関与者がいる
ことは間違いないので、ご注意いただきたいと思います。
ご発表に、これらの情報が関係があるようなら、
誰かに相談なさってください。
歴史認識の基本・22枚(贋作の見分け方含む)
以下は現代史研究者・吉田裕先生に出したメールです。
ご意見を頂ければ大変有難いです..
吉田裕 先生
突然失礼いたします。
疑惑の人物「藤原彰氏」に師事され、
昨年2018年には、その氏の著書を参考文献にした、
『日本軍兵士』中公新書で受賞されたことについて、
お便り申し上げます。
「藤原彰氏」の疑惑については、以下に出てくる、
福田康夫元首相の南京事件認識について、
地元群馬県の、自民党県連に出したメールに書いてあります。
また、「元将校たちの侵略証言の初出」と「秦郁彦氏」については、
送信済みリストの2月22日~25日マイメモ:秦郁彦『実証史学への道』
も、見て頂きたいと思います。
ご意見が頂ければ大変有難いです。
***
長らく論争してきた歴史認識問題は、
「確かな事実」という概念を巡る問題でもあります。
私はここ8年ほど、南京事件や従軍慰安婦問題などの、
歴史認識問題に関して、
「海外を含む7千か所以上」 にメールを送信してきました。
送信済みリスト
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190104sousinzumirisuto.html
内容は「日本人トップ研究者たちの関与」による、
「大量のニセ情報」について、です。
そのメールでは、「トップ研究者たちの実名」と、
「ニセ文書の具体例」を指摘してきました。
しかし、反論は全くありません。
そして2018年5月放送の「NNNドキュメント『南京事件2』」では、
冒頭5分で「ねつ造場面」が映し出されました。
しかし福田元首相は、その2か月後、
南京大虐殺記念館訪問に当たって、
上記番組で「事実」と認識した、と言っておられます。
以下はそのことで、今年2月11日に、元首相地元、
群馬県の自民党県連に出したメールです。反論はありません。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190211jimintou.gunma.html
***
歴史の理論・方法論・概論に言及する論者は、
世界が、人間の認識に関わりなく、「ものの存在の仕方それ自体」で存在する、
ということを、考えていません。
しかし歴史は人の活動であり、それは「物質世界」で発生したことです。
「物質世界」とは・・・。
わたしたちは、フィルムの早送りや逆回転で、
時間短縮や、時間の逆行という想念を知るようになった。
これを地球社会に当てはめるなら、
「3次元の立体の」地球社会を、
古代から現代へと、フィルムを早送りするように、
時間短縮で観察することを、想像することもできるだろう。
あるいは、「3次元の立体の」地球社会を、
現代から古代へと、フィルムを逆回転するように、
時間を逆行させて観察することを、想像することもできるだろう。
これらは、映像技術から来る「物質世界の時間と空間の連続イメージ」である。
そしてそれは、物質世界が「個々の人間の認知を超えて存在する」
ことを想起させる。
世界は、人間の認識に関わりなく、「ものの存在の仕方それ自体」
で存在するのである。
このことを基本に据え、「史料批判」の手続きを加えると、
「確かな事実」という考え方の内容を、豊かにすることができます。
それはまた、歴史認識問題について、
新しい共通認識を提供することができるでしょう。
私は自分のホームページに、「歴史認識の基本」という、
原稿用紙換算で22枚程度の短文を載せています。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190202maimemo.kannryaku.html
是非、先生にも目を通して頂きたい、と思います。
***
藤原彰氏は、資料が贋作であることを知りながら、
それを握りつぶしたという疑惑を持たれています。
これに対して、7000ヵ所から、一切の反論がありません。
戦後の、その他将校たちの証言の、「虚偽への転換の疑惑」についても、
秦郁彦『実証史学への道』についての、私の指摘部分を、
ご一考頂きたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
参考:私が戦ってきたもの(歴史理論・方法論・哲学方面)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190207watasinotatakai.html
久武喜久代 63歳 神奈川在 suisyou2006@nifty.com