リテラ  MF   (20190321送信)

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3/18高須院長<アウシュビッツは捏造>問題を
マスコミはなぜ報じない?について

「贋作文書」が大量に見つかっているからです。
高須院長がお買いになった『昭和天皇独白録』原本も「贋作」です。

『昭和天皇独白録』は、寺崎英成御用掛が書いたとされています。
しかし、本人手書きの日記の文字と、『昭和天皇独白録』の文字は、
全く別人のものです。

比較してください。
書籍『昭和天皇独白録・寺崎英成御用掛日記』文春1991年所収
の寺崎氏の写真版手書き日記と、

昭和天皇独白録の手書き写真版
(昨年末高須クリニック院長がオークションでセリ落とした現物画像)
https://www.sankei.com/life/photos/171207/lif1712070010-p2.html

また、2018年5月放送の「NNNドキュメント『南京事件2』」では、
冒頭5分で「ねつ造場面」が映し出されています。

しかし福田元首相は、その2か月後、
南京大虐殺記念館訪問に当たって、
上記番組で「事実」と認識した、と言っておられます。

以下はそのことで、今年2月11日に、元首相地元、
群馬県の自民党県連に出したメールです。反論はありません。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190211jimintou.gunma.html

長らく論争してきた歴史認識問題は、
「確かな事実」という概念を巡る問題でもあります。

私はここ8年ほど、南京事件や従軍慰安婦問題などの、
歴史認識問題に関して、

「海外を含む 7千か所 以上」にメールを送信してきました。

送信済みリスト
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190104sousinzumirisuto.html

内容は「日本人トップ研究者たちの関与」による、
「大量のニセ情報」について、です。

そのメールでは、「トップ研究者たちの実名」と、
「ニセ文書の具体例」を指摘してきました。
しかし、反論は全くありません。  


歴史の理論や方法論・概論に言及する論者は、
世界が、人間の認識に関わりなく、「ものの存在の仕方それ自体」で存在する、
ということを、考えていません。

しかし歴史は人の活動であり、それは「物質世界」で発生したことです。

「物質世界」とは・・・。

 わたしたちは、フィルムの早送りや逆回転で、
 時間短縮や、時間の逆行という想念を知るようになった。

 これを地球社会に当てはめるなら、
 「3次元の立体の」地球社会を、
 古代から現代へと、フィルムを早送りするように、
 時間短縮で観察することを、想像することもできるだろう。

 あるいは、「3次元の立体の」地球社会を、
 現代から古代へと、フィルムを逆回転するように、
 時間を逆行させて観察することを、想像することもできるだろう。

 これらは、映像技術から来る「物質世界の時間と空間の連続イメージ」である。

 そしてそれは、物質世界が「個々の人間の認知を超えて存在する」
  ことを想起させる。

 世界は、人間の認識に関わりなく、「ものの存在の仕方それ自体」
  で存在するのである。


このことを基本に据え、「史料批判」の手続きを加えると、
「確かな事実」という考え方の内容を、豊かにすることができます。

それはまた、歴史認識問題について、
新しい共通認識を提供することになるでしょう。

私は自分のホームページに、「歴史認識の基本」という、
原稿用紙換算で22枚程度の短文を載せています。(贋作・虚偽の検討法含む)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190202maimemo.kannryaku.html

贋作・虚偽の検討法は、戦前の東大西洋史・今井登志喜に依拠しています。

参考:私が戦ってきたもの(歴史理論・方法論・哲学方面)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190207watasinotatakai.html

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