毎日新聞  御中     (20190429送信)

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4月27日記事、映画「主戦場」監督に聞く、記事執筆者、
西田佐保子さんにお願いします。

映画の中に吉見義明氏が登場されるのを知りました。

吉見義明氏は、ある本の鼎談で、
既に1935年からあった「史料の真贋検討法」等を書いた本の話題に、
参加していました。

   参考『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』
   教育資料出版社1997・p190

私のサイト「従軍慰安婦問題」(右枠)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.sennkasyo.html

   *今井登志喜『歴史学研究法』全文

本になっているのですから、彼もそれを検討はしたであろうと思います。
しかしながら彼は、その本の内容(真贋の検討、虚偽の例)を、
活動中の仲間である左派研究者には、教えませんでした。

そして彼は、自分が提出する資料の真贋について、全く検討してきませんでした。

しかし、歴史認識問題で出てきている資料には、多くの贋作があります。

昨年5月のテレビ番組では、冒頭5分でねつ造現場が映し出されました。
番組はユーチュブで確認できます。

それは、東京都埋蔵文化センターと防衛省戦史研究室に、
ねつ造文書の関係者がいる、という証拠です。

つまり、吉見義明氏が戦史研究室経由で出してきた資料には、疑惑がある、
ということでもあります。

私はこの問題を7千か所に送信してきました。
カナダ連邦議会議員300人余、アメリカ上院議員90人以上、
トランプ大統領を含みます。

誰も反論しないので、私はまだまだ送信できると思っています。
皆様の検討の結果を連絡して頂けると、大変有難いです。



2018年5月、「NNNドキュメント『南京事件 2 』」が放送されました。

私はユーチューブでそれを見ました。
しかし冒頭の敗戦時の焼却文書の発掘シーンで、これはおかしいと思いました。

発掘で燃え殻が盛り上がっていたりするようなことは、あり得ません。
これは、発見発表当時に燃やされた写真です。

説明は言います。「1945年に燃やされた日本軍の資料の発掘だ。」
「土を取り除きながら、埋められたものを取り出した。」

東京都がそう証言し、写真も所蔵している。
防衛省が資料を所蔵している。

*東京都教育委員会返信メール(私の問い合わせに)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180521toukyoutokyouikuiinnkai.html

しかし、このような状態になるはずがありません。燃え殻が盛り上がっています。

これは、発見された1996年に、燃やされたものでしょう。
東京都と防衛省が、嘘を言っているのです。
東京都と防衛省に、中国のために働く、スパイがいるのです。

もう一度、番組の冒頭の発掘?シーンをよく見て下さい。
そして、よく考えてみて下さい。


南京事件では、それまでに、すでに贋作が見つかっていました。
(上掲ページ左枠、秦郁彦氏・藤原彰氏関与)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.sennkasyo.html

  *南京事件元兵士日記(井家又一日記・写真版)秦郁彦『南京事件』中公新書p131

また『現代歴史学と南京事件』柏書房2006p194に、
吉見義明氏の「南京事件前後における軍慰安所の設置と運営」
という論文があります。

ここに、吉見先生が古書店で購入した「渡辺進軍医大尉日記」
というものが引用されています。

しかし吉見氏は、その日記が本物かどうかを、検討しないままでした。
そのために、彼は中国と関係があると思われています。
http://hiyori.yamanoha.com/kennkyuusyatatigasupaideha.html

彼らが隠したことを知ることは、より適正な議論を導いてくれるでしょう。

「歴史と証明」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tokyuu.rekisitosyoumei.html
「史料批判」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.siryouhihann.html

これらの考え方を、慰安婦問題専門家たちが、周囲の人たちから隠したのです。
慰安婦問題専門家たちの裏切りは確実です。


そして 東京都埋蔵文化センター、防衛省戦史研究室、です。

(疑惑の発見と指摘の経過は、以下のページ記載時期の、送信済みリスト内容に有)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/181002nisehakken.jikeiretu.html



***
私は、南京事件・従軍慰安婦問題について、
「中国のニセ情報工作」の痕跡を指摘して8年になります。

それに関する、「日本人トップ研究者たち」の関与について、
海外を含む各界への指摘メールは、2016年からでも7千通を数えます。

「送信済みリスト」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180101sousinnzumirisuto.html
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190104sousinzumirisuto.html

しかし、全く反論はありません。

疑惑の関係者は、
 藤原彰(元陸軍将校・偕行社メンバー・
  元一橋大社会学部長・南京事件研究会メンバー・元歴史学研究会委員長)、

 秦郁彦(近現代史家)・

 渡辺春己(慰安婦問題勝訴弁護士)・
 吉見義明(慰安婦問題専門家)・

 伊藤隆(東大・近現代史元教授、膨大な資料集作成者、有名な「右派」、
  『昭和天皇独白録』鑑定者、

  東大系近現代史研究者に息のかかっていない人はいない、
  と思われるほどの大物)


現在、伊藤氏は、櫻井よしこ氏設立の国家基本問題研究所研究顧問です。
右派研究団体である歴史認識問題研究会(右派)の有力メンバーでもあります。
  
しかし重大な疑問が出ています。
それは、氏が鑑定された『昭和天皇独白録』に関するものです。

書籍『昭和天皇独白録・寺崎英成御用掛日記』文春1991年所収
の寺崎氏の写真版手書き日記と、

昭和天皇独白録の手書き写真版
(昨年末高須クリニック院長がオークションでセリ落とした現物画像)
https://www.sankei.com/life/photos/171207/lif1712070010-p2.html
この二つは、全くの別人のものです。

寺崎氏が『昭和天皇独白録』を書いたはず、なのにです。

つまり、伊藤氏とその周辺人物(独白録出現と鑑定関係者)たちは、
ニセ情報工作者だろう、という疑惑が浮かぶことになります。


このように、右派の最深部にもニセ情報工作者たちは巣くっています。
彼らの活動は、右派に対する様々なかく乱工作にも、
及んでいるのではないか、と、私は思います。


左派の吉田裕氏や林博史氏が尊敬する研究者として挙げていた藤原彰氏
は、資料が贋作であることを知りながら、
それを握りつぶしたという疑惑を持たれています。

それに対して、3月16日に吉田先生に出したメールにも、反論はありません。

戦後の、戦犯を問われた元将校たちの証言の、「虚偽への転換の疑惑」についても、
秦郁彦『実証史学への道』についての、私の指摘部分を、
ご一考頂きたいと思います。
      http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190224sasamori.html
      http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190225maimemo.hata2.html


  *参考のために申し上げますが、私はホームページにUPしています。
「明治維新から昭和10年までの、170人以上の有名な日本人の手書きの手紙画像」
http://hiyori.yamanoha.com/1894nennikouniumaretahitonomoji.html
             (閲覧可。サイト移動によるリンク切れ発生を、修正。)

 江戸時代から現代まで、日本人が書く文字や文章は、急激に変化しました。
 その変化には特徴があります。それで「日本人が書いたかどうか」が、わかるのです



以上のように、疑惑の人物達を含め、
 「非人権国家・中国を中心とした、極めて強力な民主社会攻撃パワー」
 が働き続けている、ことは明らかです。

チベット・内モンゴル・新疆ウイグルの例を見るまでもなく、
中国の領土拡大、抑圧支配の意思は明白で、軍拡は確実です。

南シナ海・南沙諸島の埋め立て、巨額貸付によるスリランカの港湾取得、
こうした気になる動きと、日本標的のニセ情報工作・軍事的威圧は、
連動しているとみて、警戒を怠るべきではありません。

私は、自由と民主主義は、守る必要がある、と思います。
みなさん、中国の人権蹂躙を問題にしてください。その他の疑惑の国々もです。



***
明治以降の日本では、
権力者が、非武装の同国人を、人前で処刑したりしたことはありません。

日本人は、権力によって、人が公衆の前で殺されるのを、
見たことがないのです。
***

これは私達日本人には当然のことのようでもありますが、
他国の実情と比較することによって、
日本人の特性を際立たせることができる、大きな事実ではないかと思います。


例えば中華人民共和国。
wiki「中華人民共和国の歴史」毛沢東時代(1949年 - 1978年)
   *似たようなタイトルの項目があるので注意してください。

1953年までに71万人を処刑、129万人を逮捕、123万人を拘束し、
240万人の武装勢力を消滅させた。
(中国の解放軍出版社より出版された国情手冊による。
 他文献では、処刑はすべて公開だったとされている)

ロシア
wiki(スターリンの)「大粛清」

最盛期であった1937年から1938年までに、
134万4923人が即決裁判で有罪に処され、
半数強の68万1692人が死刑判決を受け、
63万4820人が強制収容所や刑務所へ送られた。

日本人は、このような恐ろしい経験は、したことがありません。

私には、ヨーロッパ諸国やアメリカとの比較はわかりませんし、
アジア・アフリカ諸国との比較もわかりません。

また日本に関しても、経緯や実情が詳しくわかっている訳ではありません。

しかし少なくとも、中国が中心となって発信する日本残虐非難に対しては、
日本国の特質として、強く否定主張する根拠となる事実だろうと思います。

参考:武家諸法度
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/180927bukesyohatto.html
(1635年から、武家は非公開)


【贋作文書】
「日本人トップ研究者たちの関与」による、大量のニセ情報があることが、
わかってきました。そのニセ情報の重要なものは、「贋作文書」です。

1980年代に出始めた、虐殺証言を書いた南京事件元兵士・関係者の日記類
  (偕行社編『南京戦史資料集』等)、
 (靖国神社敷地内にある元陸軍将校団体「偕行社」の関係者、
   秦郁彦氏、防衛省戦史研究室)

1991年の、『昭和天皇独白録』(伊藤隆氏、秦郁彦氏、その他、)

1996年の、元陸軍市ヶ谷駐屯地から出た文書(2018年放送NNNドキュメント使用)
       (東京都埋蔵文化センター、防衛省戦史研究所)

2006年の、満洲検閲月報(2万点だと言う)  (中国出土)


他にも首を傾げている文献:法制史・平松義郎1957年論文の根拠史料
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/181012houseisigakkai.html

 先に挙げた秦郁彦『実証史学への道』後半に出てきた、元将校達からの証言。
 1953(昭和28)年から54年にかけての聞き取り。

    (これらは連合国側全体の立場を語るものであって、
     アメリカ諜報部の工作でもあるかもしれません。)


これらの「贋作」は、ハッキリしているものだけでも、
とにかく多過ぎ、重大で、疑惑を含めると、途方もない規模の陰謀です。

単に中国の国策と言うよりも、
背景にあるのは、人権蹂躙による脅迫・強制だと、私は思います。
そうでないと、これほどの大量・重大な工作は、できません。

人権問題は中国の方が怖いと思います。
日本は中国に、あわよくばと狙われている立場である、
ことを知ってほしいのです。


久武喜久代  63歳  神奈川在  suisyou2006@nifty.com

「地球と社会の研究所」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/index.html
「歴史認識の基本」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190202maimemo.kannryaku.html

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