日本共産党 東京都委員会MF    (20190515送信)

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「本気で政治変える」 山口二郎氏、池内さおり予定候補トーク
2019年5月13日 /を読みました。



選挙活動で慰安婦問題を話題にされる議員の方々に、
知って頂きたいことがあります。

それは、日本にはたくさんの贋作文書が流入している、ということです。

例えば、『昭和天皇独白録』手書き原本です。

2017年末、高須クリニック院長が、
オークションで3000万で競り落とした、と話題になりました。

 しかしこれは贋作です。

『昭和天皇独白録』は側近の寺崎英成氏が書いた、
とされています。

私は自分のホームページで、寺崎英成氏が手書きした「日記」画像と、
手書き『昭和天皇独白録』画像を並べました。

この二つは、全くの別人によって書かれたものであることが、
一目でわかると思います。

「比較:昭和天皇独白録と寺崎日記」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190509kanteidokuhakuroku.html

また、 吉見義明氏は、ある本の鼎談で、
既に1935年からあった「史料の真贋検討法」等を書いた本
を話題にしていました。

   参考『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』
   教育資料出版社1997・p190

「真贋検討法」が本になっているのですから、
彼もその古い本、今井登志喜『歴史学研究法』1935年
を検討はした、であろうと思います。      

しかしながら彼は、その本の内容(真贋の検討法、虚偽の例)を、
仲間の左派研究者には、教えませんでした。

そして彼は、自分が提出する資料の真贋について、
全く検討してきませんでした。

しかし、歴史認識問題で出てきている資料には、多くの贋作があります。

2018年5月、「NNNドキュメント『南京事件 2 』」が放送されました。
しかし冒頭5分でねつ造現場が映し出されました。
番組はユーチュブで確認できます。

発掘で燃え殻が盛り上がっていたりするようなことは、あり得ません。
これは、発見発表当時に燃やされた写真です。

そしてそれは、東京都埋蔵文化センターと防衛省戦史研究室に、
ねつ造文書の関係者がいる、という証拠です。

つまり、吉見義明氏が戦史研究室経由で出してきた資料には、疑惑がある、
ということでもあります。

女性の人権とは別の問題も発生してきている、
ということを、承知していただきたいのです。

「歴史認識の基本」(中段より今井登志喜の贋作検討法あり)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190202maimemo.kannryaku.html

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