東京新聞 御中 (20190519送信)
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5/8「本音のコラム」斎藤美奈子「ネトウヨ検定」 記事について
斎藤美奈子さんに伝えて頂けないでしょうか?
みなさまに知って頂きたいことがあります。
それは、日本にはたくさんの贋作文書が流入している、ということです。
映画「主戦場」には、吉見義明氏が登場されます。
その吉見氏も、ニセ情報工作に、深く関係していそうです。
有名な贋作文書としては、
例えば、『昭和天皇独白録』手書き原本です。
2017年末、高須クリニック院長が、
オークションで3000万で競り落とした、と話題になりました。
しかしこれは贋作です。
『昭和天皇独白録』は側近の寺崎英成氏が書いた、
とされています。
私は自分のホームページで、寺崎英成氏が手書きした「日記」画像と、
手書き『昭和天皇独白録』画像を並べました。
この二つは、全くの別人によって書かれたものであることが、
一目でわかると思います。
「比較:昭和天皇独白録と寺崎日記」
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190509kanteidokuhakuroku.html
また、 吉見義明氏は、ある本の鼎談で、
既に1935年からあった「史料の真贋検討法」等を書いた本
を話題にしていました。
参考『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』
教育資料出版社1997・p190
「真贋検討法」が本になっているのですから、
彼もその古い本、今井登志喜『歴史学研究法』1935年
を検討はした、であろうと思います。
しかしながら彼は、その本の内容(真贋の検討法、虚偽の例)を、
仲間の左派研究者には、教えませんでした。
そして彼は、自分が提出する資料の真贋について、
全く検討してきませんでした。
しかし、歴史認識問題で出てきている資料には、多くの贋作があります。
2018年5月、「NNNドキュメント『南京事件 2 』」が放送されました。
しかし冒頭5分でねつ造現場が映し出されました。
番組はユーチュブで確認できます。
発掘で燃え殻が盛り上がっていたりするようなことは、あり得ません。
これは、発見発表当時に燃やされた写真です。
そしてそれは、東京都埋蔵文化センターと防衛省戦史研究室に、
ねつ造文書の関係者がいる、という証拠です。
つまり、吉見義明氏が戦史研究室経由で出してきた資料には、疑惑がある、
ということでもあります。
詳細は、東大教授・加藤陽子先生あて(5/14)の、
以下のメールに書いてあります。
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190514katou.html
また、吉見義明氏に関する直接的な言及は、現在、
以下のように、吉見氏発見の慰安婦史料の来歴、
それと、これまでに判明した疑惑の拠点との関係を中心に、作成中です。
吉見義明『従軍慰安婦』岩波新書1995
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190519mymemo.yosimi.html
「歴史認識の基本」(中段より今井登志喜の贋作検討法あり)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/190202maimemo.kannryaku.html
(私が右派でもないことは、ご理解頂きたいと思います)