「慰安婦問題実証済み」声明 の団体 事務局 様
(2015年5月31日送信)(20160929UP)
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日本歴史学協会 御中
今井登志喜『歴史学研究法』東大出版(原文1935年)
を全文サイトUPしている者です。
この本には、「史料批判」の作業が、簡潔に述べられています。
「吉見義明」先生は、この本を話題にしているにも関わらず、
ご自分が発見された現物文書について、
「史料批判」の第一項目である「資料の真贋」について、
その吟味の過程を、全く説明しません。
また、「史料批判」の作業に含まれる「虚偽」の可能性
の吟味についても、全く話題にされません。
「吉見義明」先生が今井「史料批判」を知っているならば、
これほど方法的な裏切りはないでしょう。
「吉見義明」先生の研究姿勢について、
その疑問をサイトUPして、大量に紹介してきました。
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/kennkyuusyatatigasupaideha.html
これに「古墳時代と天皇家」という一文を追加した今年に入ってからでも、
既に180ヶ所以上に送信してきました。
全く反論がありません。(送信先あり)
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/higasiajiajouseiryuudoukarisuku.html
従軍慰安婦問題に「肯定的に反応」してこられた政治家たちに向けて、
民主党は3月30日、社民党は5月17日、共産党は5月20日に、
それぞれ「個別議員諸氏」あてに送信しています。
5月25日の歴史16団体の声明は、私の疑問の内容には、全く対応しておりません。
これまでの送信が、読まれていない可能性はあるにせよ、
私の大量送付での、このような「反論なし」の状態は、
慰安婦問題は「実証済み」だと主張する方々には、
不都合ではないかと思います。
あたかも、私の意見は「全くその通り」と、言わんばかりではありませんか。
反論があるなら反論するように、と、団体内で図っていただきたいのです。
よろしくお願い申し上げます。
久武喜久代 suisyou2006@nifty.com