日本ペンクラブ 御中  (2015年7月16日送信)(20161003UP)
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  安保法制通過についてて

国会の議論を見ていても、わけのわからない話ばかりですが、
危機が何であるのかを説明できない、というところが、
わかりにくい一番の原因ではないかと思います。

私は、2012年から大量に送信してきた自分のメールが、
原因の一つではないかと思っています。

今年に入ってからは「400ヶ所」ほどに送信してきました。
          (送信済みリストを添付しました)

内容は、中国関係者作成によるニセ資料を、
日本人研究者が意図的に流布したのではないか、という疑惑についてです。

どのようにしてそんなことができたのか。

まずは、私がサイトUPしている
 今井登志喜『歴史学研究法』東大出版(原文1935年)全文、
の内容が、現行出版物から消えています。

(「歴史と証明」で検索できるレジュメですと、簡単に内容がわかります)

今井著は「偽作」について、かなり執拗に警戒を述べていますが、
これが、現在の歴史学から、きれいに消えています。

私はこれまで、著名研究者たちの実名を挙げて、疑惑の人たちの仕事の、
奇妙な点を指摘してきました。(藤原彰、秦郁彦、吉見義明、渡辺春己)

しかし、今に至るも、どなたからも反論がありません。

7月2日の朝日新聞に大きく載った京都大学・永井和先生、

 (永井和先生の挙げる根拠資料に偕行社『南京戦史資料集』がありますが、
  私が偽作だと指摘している日記は、そこに掲載されているものです。

  先生は、慰安婦問題の資料を解釈するのに、
  『南京戦史資料集』の日記を使っておられるのです。

  ですから、私の疑問に反論があるなら、本来なら、
  即座に反応があっていいはずなのですが、ないままです。)

一橋大学関係者、東京外大の中野敏男先生、関東学院大学の林博文先生、

13日には岩波書店の『「慰安婦」問題を/から考える』に載せている、
従軍慰安婦問題研究者6人、にも、問い合わせてあります。

が、まだ、どなたからも反応はありません。

誰か、私が反論してあげよう、と思い立つ人がいないかと待っているのですが、
まだ、誰からも反論はないのです。

中国がニセ情報を流して、日本を屈服させようと謀略を企てていた、
なんて、小説以上に不気味な話です。


久武喜久代  59歳  神奈川在  suisyou2006@nifty.com

添付ファイル・小野沢あかね教授あて送信文、送信済みリスト
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