地球と社会の研究所
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【中国発の危険】 (南京大虐殺・従軍慰安婦問題)
日本共産党の同意あり(送信メールの詳細)


聯合ニュース 御中

           hjc@yna.co.kr様

5月14日聯合ニュース
<オバマ氏広島訪問>認識のすれ違い克服の努力を=水本和実教授
を読みました。


日本の元陸軍将校の団体「偕行社」のメンバーが解読し、
文献を本物として編集した『南京戦史資料集』という本があります。

これは研究者たちが、
「信頼できる最も重要な資料」の一つに数えていたものです。

この資料集に「井家又一」という人の虐殺証言日記があり、
その手書き写真版が、秦郁彦『南京事件ー虐殺の構造』中公新書p131
に載っています。

現物写真版「井家又一日記」
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/syasinnbanniiemataitinikki.html

しかし、南京事件当時の日本人は、このような古い文字は使いませんでした。
この手書き文字の写真を子細に見ると、奇妙な点が多すぎ、当時を知る人なら、
一目で偽作とわかったはずなのです。

この画像の疑問点の解説は、
添付ファイルの長文(複数のメールが重なった形式)の、
かなり下のほうにあります。

日本のトップ研究者たちが、ニセモノと知りつつ握りつぶして、
中国(米国)のニセ情報工作に関与した証拠である、と送信を続けています。

<1000ヶ所>送信して反論がありません。
悲劇の原因を作ったのは誰か。
ニセ情報工作を行う者に責任なし、とは言えないでしょう。

真相究明なしに、事態を理解することは困難です。 

----- Original Message -----
>Date: Fri, 29 Apr 2016 11:59:12 +0900 (JST)
>From: 久武喜久代 <suisyou2006@nifty.com>
>To: japan@hani.co.kr
>Subject: 4月28日<[社説]少女像めぐる見解のーー>について
>
>
>ハンギョレ新聞 御中
>
>4月28日記事:
><[社説]少女像めぐる見解の差が示す慰安婦合意の破綻>
>
>文中の「慰安婦問題の解決に不可欠な真相究明」について。
>
>今、日本では、
> これまで議論の土台となってきた、
> 資料の一番の元である、「原本(現物)」が、偽作ではないか、
>と疑われています。
>
>日本の慰安婦問題第一人者「吉見義明氏」の言動に対する深刻な疑問に、
>彼と行動を共にしてきた人々が、全く何一つ答えられないのです。
>
>その中には、「元慰安婦たちの証言が真実かどうか」を検討する「方法的手続き」
>を、隠ぺいする、という行為も含まれています。
>
>日本では、80年前の1935(昭和10)年に、
>史料の「真贋」や、証言内容の「真偽」の検討方法を説明した本が、出ていました。
>
>しかし、その本の内容そのものが、歴史学の本の全体から消えてしまっている、
>という奇妙な状態になっていたのです。
>
>私はこれは奇妙な事態だと思って、その本(冊子)を全文サイトUPした者です。
>
>  検索: 今井登志喜『歴史学研究法』東大出版 全文 (原文1935年)
>        (もっと簡単なレジュメは 「歴史と証明」 で検索可)
>
>吉見義明氏は、その本を話題にしながら、
>内容を隠ぺいし、また、その方法的手続きを、実行しません。
>
>吉見義明氏とその関係者が隠ぺいした、「真贋」「真偽」の検討方法を、
>歴史問題に関心のある人々が、全員で実行してみる必要があるのです。
>
>日本に関しては、私はすでに、海外も含めて<1000ヶ所>相当に送信して、
>全く反論がない、という状況であることを確認しています。
>
> 添付ファイル:1送信済みリスト を確認してみてください。
>          2は、1000ヶ所相当に送信してきたメールです
>
>
>久武喜久代(ひさたけ)  主婦  60歳  在神奈川  suisyou2006@nifty.com



韓国・聯合ニュース、朝鮮日報で、
サンフランシスコで慰安婦問題教育が拡大するとの情報を得ました。
それで、以下のようなメールを送信しました。

*****
在サンフランシスコ日本国総領事館 御中

南京大虐殺・従軍慰安婦問題で、
私はすでに <1000ヶ所> 相当のメールを送信してきました。

しかし、あるべき反論が全くありません。

つまり、1000ヶ所の「無言の支持」があると考えていいと思います。
送信済みリストを確認してください。
これだけ状況が 「中国のニセ情報工作」 を示唆しているのです。

以前、反論すると、逆に「歴史修正主義」という批判をあびせられるから、
反論しない方が良い、という判断を見たような気がします。
しかし安易に迎合しないで、反論していただきたいと思います。




----- Original Message -----
>Date: Wed, 27 Apr 2016 15:56:49 +0900 (JST)
>From: 久武喜久代 <suisyou2006@nifty.com>
>To: info@osakatoin.ed.jp
>Subject: 中国発の危険(日本共産党の同意あり)
>
>
>大阪桐蔭中学校・高等学校 御中
>
>
>  以下のネット情報
>http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-2194.html
>を見つけたので送信しています。
>
>歴史教科書採用担当の方にも見て頂きたいです。
>
>
>南京大虐殺・従軍慰安婦問題で、
>私はすでに <1000ヶ所> 相当のメールを送信してきました。
>
>しかし、あるべき反論が全くありません。
>
>つまり、1000ヶ所の「無言の支持」があると考えていいと思います。
>送信済みリストを確認してください。*****
東京都教育委員会 御中

高校歴史教科書の検定が終わったようです。
検定ではまだ腰のすわらない状態ですが、

南京大虐殺・従軍慰安婦問題では、
現場の先生方や、教科書採択担当者の方々に対して、

「これまでと全く違う現象が見える」

という、以下の状況について、はっきりと説明してください。

それは、日本のトップ研究者たち(実名入り)が、
「中国発のニセ文書」を「本物の証拠」として流通させてきた、
という疑惑についてです。

日本国内外に < 800ヶ所以上 > 送信してきました。
このようなメールを大量送信されては、不都合な所もあるはず。

しかし「あるべき反論」がありません。
私のメールには、これら圧倒的多数の、「無言の支持」があると思います。
添付の「送信済みリスト」の確認をお願いします。


(複数のメールが重なった状態になっていますが、これは、
「確かに重要な所に送信しました。しかし反論がありません。」
 という、証拠としての意味合いを重視しているためです。)


以下は、アメリカ歴史学会には英文で送った、私のメール内容の説明です。


中国によるニセ情報工作
>
>南京大虐殺の証拠として使われていた現物史料に、
>ニセモノがありました。
>
>それは、秦郁彦『南京事件』中公新書p131の、
>元兵士の日記の「手書きの写真」でわかったのです。
>
>それは日本の古い文字で書かれています。
>しかし1937年の南京大虐殺のころは、
>日本人は、このような文字は使いませんでした。
>
>「手書き文字」が奇妙だというのは、一目でわかります。
>
>しかし日本の現代史のトップ研究者は、
>それを本物の証拠だと言いました。
>
>そして、彼らはそれを現代文字の活字の本にして、
>人々に提供したのです。
>
>多くの日本人が、騙されました。
>
>しかし、日本の歴史認識問題の研究者は、
>ニセ情報を流しているのです。
>
>それは従軍慰安婦問題の研究者でもそうです。

以下は
American Historical Association (AHA)の後で、
アレクシス・ダデン(Alexis Dudden)コネチカット大学教授、
に送った、ほとんど同文のメールです。

ダデン先生は日本の戦争責任を追及しておられる方で、昨年、
日本の歴史学者を支援する声明を発表した、研究者たちのリーダーです。

今なお、どこからも反論はありません。
送信済みリストを確認してみてください。  

久武喜久代 60歳 主婦 神奈川在 suisyou2006@nifty.com

------------------------
Alexis Dudden 先生

Please excuse me for writing this e-mail in Japanese.

日本の80年前の歴史学の入門書を、全文サイトUPしている者です。
今井登志喜著『歴史学研究法』東大出版 (原文1935年) です。

私サイトUPの、この『歴史学研究法』で、
著者の今井は、以下のように 「当事者報告の虚偽の可能性」
について言及しています。

 「 事件の当事者の報告は、
    「その事件を最もよく把握している人の証言だ」、
 という意味では最も価値がある。
 (中略)
 しかし一方、当事者は、そのことに最も大きな関心を
 持っているために、
  時として利害関係・虚栄心などから、真実を隠す傾向がある。

 この点においては、第三者の証言の方が、信頼性が高くなる。
  錯誤はなくても虚偽が入るのだ。」

この本には、他にも、「虚偽」を巡る考察がいくつも列挙されています。

しかし、日本の慰安婦問題第一人者・吉見義明氏は、
この本を話題にする場面で、並立表記の「錯誤」だけしか取り上げません。

この今井著を取り上げて、歴史認識の方法を話題にしているのに、
一般論として考察の対象であるはずの「虚偽」を<削る>。

これは「非常に奇異な言動」です。
今井著の全文をサイトUPした私には、
この態度は「隠ぺい」(隠す行為)にしか見えません。

2月28日「ナヌムの家」に以下のようなメールを出しました。
韓国関係者では、 韓国挺身隊問題対策協議会、新聞社、
在日韓国人団体、等、他にも出しています。

国内では吉見義明氏への連絡依頼をはじめ大量に送信し、
全体では800ヶ所以上に送信しています。

このようなメールを発信されては不都合な所もあるはず。
    しかし、「あるべき反論がない」ままです。
    送信済みリストの確認をお願いします。

----- Original Message -----
Date: Sun, 28 Feb 2016 17:58:06 +0900 (JST)
From: 久武喜久代 <suisyou2006@nifty.com>
To: nanum365@gmail.com
Subject: 中国発の危険(日本共産党の同意あり)


ナヌムの家の皆様
  
検索上位に出てくる、
毎日新聞27日の、〈慰安婦問題〉「日韓合意認めず 被害者遺族会が声明」
という記事を読んで、メールしています。

元慰安婦の皆様の境涯には、深い同情を禁じえません。
しかし、すぐ近くの別の世界では、奇妙な事態が起きていることを、
ご連絡申し上げたいと思います。

私は、80年前の歴史学の入門書である、
今井登志喜『歴史学研究法』東大出版(原文1935年)を全文サイトUPし、
また、その要点をもサイトUPしている者です。

歴史学の最初の一歩は、史実の証拠とされる「現物」が本物かどうか、
「証言内容」に錯誤や虚偽がないかどうか、これらを検討することです。

私がサイトUPしている、80年前の入門書には、そう書いてあります。

しかし日本の歴史問題研究者たちは、この本を紹介しているにも関わらず、
その中の「真贋の検討方法」や「虚偽」についての考察部分を、
「省略」して紹介します。

これは、史実の検討方法を話題にしている場面にしては、
あまりにも大きな 「本題の改変」 です。
その中に、慰安婦問題第一人者の吉見義明氏もいます。

さらに、例えば、以下に紹介したニセ文書は、一橋大学の藤原彰氏
(故人・偕行社社員で南京事件研究者、元・歴史学研究会・委員長)
の仕事らしいですが、「ニセ文書を握りつぶした」証拠ではないかと思われます。

以下の話は、私が調べた範囲、でのことです。しかし、
800ヶ所相当に送信して問い合わせても、私の疑問内容に対する反論は、
ありません。

これは、中国発の、日本人研究者たちによる「ニセ情報工作」疑惑です。
皆様にも、真贋・真偽についての認識を深めていただければ、うれしいです。


( リンク線がかぶって読みにくい部分がありますが、解消方法がわかりません)


岩波書店『世界』 御中

3月号に吉見義明氏の文が載っているようです。

他の方に出したメールの転送で申し訳ありませんが、
吉見義明教授のことが書いてあります。
教授に見せて頂けませんか?

そして、できれば私に意見を送ってくださるよう、
取り計らっていただけないでしょうか。

私の送信数も相当な数になり、メディアにこそ載らないものの、
発信力にはなっていると思います。よろしくお願いいたします。

----- Original Message -----
Date: Mon, 22 Feb 2016 13:54:31 +0900 (JST)
From: 久武喜久代 <suisyou2006@nifty.com>
To: truth@truthofdokdo.com
Subject: 中国発の危険(日本共産党の同意あり)


独島の真実 サイト 御中

 保坂祐二世宗大教授が開設されたサイトだ、
 とウィキペディアにありました。
   *保坂祐二 世宗大教授にお願いします。

中央日報2016年2月22日寄稿文について。

 1997年3月に日本側の「アジア女性基金」が発表した
 「従軍慰安婦関係資料集成」全5巻

ですが、これは活字印刷物ではないでしょうか?
活字印刷物を史実の根拠として使うことの危険性については、
私がすでに大量に送信したメールの中で、指摘してきました。

ですから、これを史実の根拠として使った、
と説明した時点で、その研究は無価値とみなされるでしょう。

この1年をそうした研究に費やすならば、是非、資料集の元になった、
「現物」資料を探し当ててください。

そして、その「資料『現物』が本物かニセモノか」
を判定する作業を行ってください。

なぜそのようなことを言うかと申しますと、
南京大虐殺・慰安婦問題では、
非常に根本的な問題が提出されているからです。

南京大虐殺・慰安婦問題については、
資料「現物」が「本物かニセモノか」、が、全く検討されておりません。

 研究者たちの最初の義務は、
 史料現物の「真贋・真偽の検討方法」を説明することです。

 それにのっとって、資料「現物」の真贋検討の経過を説明し、
 証言内容の真偽検討の詳細を、つまびらかにすることです。

しかし、研究者たちは、これを全くやってきませんでした。
そしてかつては存在していた、「真贋・真偽の検討方法」が、
研究者たちによって消されています。

そのために、「本物かニセモノか」を作業的に確認する、
ことを、しないままになっているのです。

その、消された「真贋・真偽の検討方法」というのは、
  「歴史と証明」という言葉で検索できます。
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/rekisitosyoumei.rironnhenn.html 
 
    (80年前の実証主義「歴史学」の入門書が元になっています)

さて、以下の問題については、日本共産党中央委員会が、
非公式ではありますが、認めているようです。

私は数年前から、南京大虐殺・従軍慰安婦問題について、
著名研究者たちの実名を挙げて、奇妙な点を指摘してきました。
   (藤原彰、秦郁彦、吉見義明、渡辺春己)

疑惑の内容は以下の通りです。

 南京大虐殺・従軍慰安婦問題に関する、
  中国作成のニセ資料を、
  日本人研究者が意図的に流布したのではないか。

これを、2015年に入ってからは、800ヶ所以上に送信してきました。
これに関して、「すべての研究者・教育者・政治家・メディア・労働組合・団体」
が沈黙しています。

800ヶ所近く送信しているのですから、相互に聞き合わせて、
私の送信を止めさせる必要があるなら、
誰かが反論を送ってくると思うのです。

しかし今なお、私のメール内容に対する反応はありません。

「慰安婦問題最終決着への疑問」
    (中国発の危険・日本共産党の同意あり)

80年前の実証主義「史学」の入門書を、全文サイトUPしている者です。

【今井登志喜『歴史学研究法』東大出版(原文1935年)】サイトUP・2009年末
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/genndaibunn.rekisigakukennkyuuhou.html<


2010年秋に、尖閣諸島で漁船衝突事件が起きた時、

私は、世界の不穏な空気の一因ではないかと思う、
特定集団による情報操作を無くしたい、と思いました。

そして情報操作のない世界を作るためには、すべての人が、
   「より正しい世界を認識するための方法」
を、マスターしていることが重要だ、と私は思ったのです。

それには、みんなが今井著『歴史学研究法』の要点を知っておくことだ、
と私は思いました。

そこで私は、今井著『歴史学研究法』の、
「史料批判」の「要点」をまとめようと思いました。
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/siryounohanndann.mokuji.html
(作成中という証拠のページです。

    改訂版は「歴史と証明」
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/rekisitosyoumei.rironnhenn.html

   *実証主義歴史学について、
    「書かれたものが歴史になる。
     書かれなかったものは歴史にはならない」

    「主観を経由しない認識はない。
     だから、
     主観による認識証言を基盤とした歴史に、
     客観的な歴史など存在しない」

    などと、さまざまな批判が加えられてきました。

    しかしこれらは、本物の実証主義理論が、
    政治的意図によって、消されたことによる立論に過ぎません。
     
そして要点をまとめている途中、秦郁彦『南京事件ー虐殺の構造』中公新書に、
明らかなニセ文書を見つけたのです。

日本の教育には、「江戸時代から現代への筆記文字の変遷」の説明がありません。
これは変だと思っていた私は、その経過を確認しようと努めてきました。

そして、秦著『南京事件』に、この手書き文字はあり得ない、
と思う文書を見つけたのです。

  (上記、今井著要点作成中のページに、戦中から現代までの、
   南京事件報道経過についてのレジュメがあります。
   ただし秦著『南京事件』による説明ですが)
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/hata.nannkinnjikenn.tyuukousinnsyo.mokuji.html

一枚のニセ文書発見をきっかけに、いろいろな本を調べながら、

私は数年前から、南京大虐殺・従軍慰安婦問題について、
著名研究者たちの実名を挙げて、奇妙な点を指摘してきました。
   (藤原彰、秦郁彦、吉見義明、渡辺春己)

疑惑の内容は先に述べた通り、中国による、ニセ情報工作疑惑です。

これを、2015年に入ってからは、700ヶ所以上に送信してきました。
 
2015年7月21日、「日本共産党中央委員会」から、
「共に闘おう」というメールをいただきました。

藤原彰氏は、「南京事件」や「日本軍研究」で共産党に表彰された方です。

定型文でしたので、確かかどうか、確認メールを出しましたが、返信なし。

私が住む市の、日本共産党「○○市議団」に問い合わせても、
「中央委員会に伝えた」(8月2日)と、たらいまわしです。

そして中央委員会も、何も言ってきません。

以降、それを書いたメールを、400ヶ所以上出しましたが、
共産党からは何も言ってきません。

共産党中央委員会に対して、どこからも問い合わせがない、とは思えません。
黙認と判断するのが妥当だと思います。

私の、日本人研究者がからんだ「中国によるニセ情報工作説」は、
反対者がいない、ということで、結末を迎えつつあると思います。

*そもそも、2012年に論文「南京事件元兵士日記の偽作の証明に関する一考察」
   http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/ronnbunn.html
 を、サイトUPしてからも、古文書学会からは、全く反応がありません。黙認です。

以下は、30年間、市中を出回っていた秦郁彦氏の新書本『南京事件』に載っていた

ニセ文書に関する私の考察です。

 (古文書学会提出論文の方には、論拠として、
 昭和10年『手紙講座』より、著名人の手書き手紙の画像174点付)

私の疑問の一つ一つに、ご自分で反論を試みて頂きたいのです。

***************************
現物写真版「井家又一日記」
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/syasinnbanniiemataitinikki.html

  冒頭文中の「志満っ多(しまった)」はありえません。
  漢字の意味は「志(こころざし)満つること多し」です。

  虐殺証言なのに、文字が「めでたい」と微笑みかけているようです。

 長い戦闘を経てきたあげく、335名の射殺と書きながら、
 筆勢に乱れのない達筆です。

文体は日用の口語文です。口語文で変体仮名を多用することは〈ない〉のです。

  虐殺の現場でありながら、早書きの草書はまだしも、

 書くのに時間のかかる、日付の大字(画数の多い字)や、
 使っている変体仮名に、崩しの少ない草書体の漢字を当てています。

 (これは、江戸期伝来の書法からすれば、
  正式・公式、誓詞、韻文などの書法です。)
 
 公教育で「現代ひらがな」が使われるようになったのは
  明治33年(1900年)からです。

  その数年前から、少年雑誌では、すでに
  「現代ひらがな」が使用されていました。
  (近くの郷土資料室で確認済)

  南京大虐殺の昭和12年(1937)は、
  1900年から37年が経過しています。

  つまり、7歳+37年=44歳以上でないと、普通の教育では、
  筆記体としての変体仮名を習うことはありません。

  そして当時目にする活字は、書籍・雑誌・新聞など、
  全部「現代ひらがな」です。(「ゐ」「ゑ」などは除く)
 
 こうして日用の筆記目的では、一般兵士は必要と思わないだろうから、
  変体仮名には無関心であるはずなのです。

 しかし井家又一は現場兵士として変体仮名を多用します。
 これはもう、日本人としては、相当特殊な教養人と言えます。

 それほどの教養の片鱗をのぞかせながら、日本語の文章としておかしいのです。

 例えば、

   新聞記者が此を記事にせんとしてとして自動車から下りて来るのに
   日本の大人と想ってから 十重二重にまき来る支那人の為      
   流石の新聞記者も つひに 逃げ去る。                
                     
            
   本日新聞記者に自分は支那売店に立って「いる」時、一葉を取って行く。

   外人家屋の中を歩きながら しみじみと眺めらされるのである。等

 歴史的仮名遣い「ゐる」の代わりに、
 戦後になってから使うようになった現代仮名遣い「いる」が使われていること。
     (かな連綿では、「る」の横棒はしばしば消えます)

 軍隊では使わない、兵器「捕獲」という言葉。
  本来なら「鹵獲(ろかく)」であること。
 
これは、研究者がこれまで特に重要視してきた基本史料、
偕行社『南京戦史資料集』1989年に収められている日記です。

つまりそこに至るまでに、元陸軍将校の団体・偕行社の手を経ており、
偕行社所属の専門家の手を経て、解読されて活字になっているものです。

偕行社というのは靖国神社の敷地内にあり、右翼の畏敬のあるべきところで、
その意味で左翼の信用も厚い所でした。

しかし、専門家たちの言動がおかしいのです。
「研究者たちがスパイでは?」(2014年1月・UP)
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/kennkyuusyatatigasupaideha.html

私の論文がサイトUPされてから3年たちます。多くの方に見ていただきました。
2015年からでも、700ヶ所以上に送信して、見ていただきました。

しかしながら、この日記についての私の、「偽作である」という判断を否定し、
私に反論した方はいません。

  私は、この日記が偽作であり、その多すぎる問題点からすると、
  草書変体仮名解読者が、握りつぶしたとしか考えられない、としています。

  これほどの疑惑文書を握りつぶしたならば、
  他の文書の些細な疑問点を咎めるはずもなく、

  したがって、関連文書のすべてを疑うべきである、というのが私の意見です。


どのようにして、中国作のニセ資料を日本人研究者が流布するという、
そんなことができたのか。

まずは、私がサイトUPしている
 今井登志喜『歴史学研究法』東大出版(原文1935年)全文、
の内容が、現行出版物から消えています。

(「歴史と証明」で検索できるレジュメですと、簡単に内容がわかります)

今井は「偽作」について、かなり執拗に警戒を述べていますが、
これが、現在の歴史学から、きれいに消えています。

私はこれまで、疑惑の人たち(藤原彰、秦郁彦、吉見義明、渡辺春己)
の活動の奇妙な点を指摘してきました。

それは、この研究者たちが、おそらくは今井著を知りながら、
どのように「ないがしろ」にしてきたか、ということでもあるのです。

そして個人名を挙げているにもかかわらず、
今に至るも、どなたからも反論がありません。

2015年7月2日の朝日新聞に大きく載った京都大学・永井和先生、

 (永井和先生の挙げる根拠資料に偕行社『南京戦史資料集』があります。

  永井先生は、慰安婦問題の資料を解釈するのに、
  『南京戦史資料集』の日記を使っておられるのです。

  ですから、私の疑問に反論があるなら、本来なら、
  即座に反応があっていいはずなのですが、ないままです。

  (別に私などに反論する必要はない、と言えば確かにそうかもしれませんが、
    私が添付ファイルとして送る「送信済みリスト」には載ります)

一橋大学関係者、東京外大の中野敏男先生、関東学院大学の林博文先生、

7月13日には岩波書店の『「慰安婦」問題を/から考える』に名前を載せている、
従軍慰安婦問題研究者6人、にも、問い合わせました。

が、どなたからも反応はありません。

そんな中、頂いたのが、日本共産党中央委員会からの、
「活動の参考にさせていただく」というメールなのです。

「中国発の危険」は、確定ではないでしょうか。


  対話の成立のために、歴史問題について、
  時代の雰囲気に流されることのない、

  「自分で判断するための作業方法の基礎」つまり「史料批判」を、
  全員で共有することを、ご一考いただきたいと思います。


慰安婦問題最終決着の中身には、強く疑問を抱いています。
証拠の鍵となる、慰安婦問題の資料「現物」は、
偽作ではないかと、不安に思っています。

1月1日、「女たちの戦争と平和資料館」に、

 慰安婦問題専門家・吉見義明氏は、
 上記文中紹介のページのように、

 「今井『歴史学研究法』を、
 知っているにも関わらず隠ぺいした人々」

 に、関係していると思われます。検討してみてください。
と、メールを出しましたが、今の所、まだ返事がありません。

私の疑問に答えられないようなことでは、館の存続に関わります。

資料館の方たちは、資料現物について、どのような説明を受けているのでしょうか。

上記「研究者たちがスパイでは?」のページにあるように、
http://1st.geocities.jp/rekisironnsyuu/kennkyuusyatatigasupaideha.html

吉見氏はこれまで、現物史料についての真贋判定の説明を、してこなかった、
のではないかと思われます。

どこからも全く反応がないのは、全滅のしるしではないでしょうか。



久武喜久代(ひさたけ)  60歳  主婦 
 神奈川県 suisyou2006@nifty.com

*同姓を名乗る反韓サイトの運営者がいますが、
 私の苗字を騙っているのではないかと思います。
 私は全く関係ありません

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